Drei Rosen 3本の薔薇

ウィーン音楽の巨匠ローベルト シュトルツ(1880~1975)作曲の「リートと緩やかなワルツ」です。ピアノはウィーン音楽の専門家で、ローベルト シュトルツ賞を受賞されたレオポルト グロースマン先生。シュトルツの奥様はイヴォンヌ アインツィ シュトルツという有名な歌手です。私は1995年にウィーンで、グロースマン先生が音楽監督を務められたウィーン音楽のガラコンサートに出演させていただきました。その時の名誉後援がイヴォンヌ アインツィ シュトルツ女史でした。それ以来、2004年に女史が他界されるまで、毎年、シュトルツご夫妻の写真入りのクリスマスカードをいただき、この上ない光栄に思っています。(CD「ウィーンの息吹(2011年)」より)

Song and slow Waltz by the great composer of Viennese Music Robert Stolz (1880 ~1975). Piano by Professor Leopold Grossmann(recipient of Robert Stolz award), a specialist in Viennese Music. Robert Stolz’s wife Yvonne Einzi Stolz was a famous singer. In 1995 I performed in a Galaconcert of Viennese music with Professor Grossmann being the musical director. This concert took place under honourary protection of Yvonne Einzi Stolz. Ever since that concert until her passing in 2004, she continued sending me Christmas cards with pictures of the Stolz couple. I felt deeply touched by such a great honour. Taken from the CD “Vienna Breeze” (2011). Video and Fotos taken in a Flower shop in Vienna with permission. Copyright video and fotos Yuka Simeno.

以下、ドイツ語の歌詞の訳を載せます。言葉が歌に沿うように、原語の単語の順番をあまり変えないように訳しました。そのため、日本語としてぎこちないところがありますが、どうかご了承くださいませ。

*3本の薔薇がある日あなたから届いた / 3本の薔薇は優しく私に言った / こんなにも紅い薔薇なら しばしば恋が始まる、と / そして私たちの幸せも始まった / それからまるでそうならなければならなかったかのように / 3本の薔薇をあなたは別れに贈った / そして私は薔薇が咲くのを毎年見るたびに / どんなに幸せだったか夢見るように思い出す*

白いライラックの花を選んでも / カーネーションをあなたの家に届けても / それに彼の恋心が込められているとは言わないけれど / でも紅い薔薇を贈る人は彼女がこう考えることを期待しなければならない / 「もしかして あのひと 私に恋しているのかしら?」

*から*まで繰り返し(この録音では、繰り返しでは最初の2行はグロースマン先生のピアノソロを入れていただいたので 、歌っていません)

Video by Yuka Simeno